爽健美茶を飲むと、あることを思い出してしまう。
それは暑い夏の日、のぼせ上がるような熱気の中、やったアレだよ。たまに吹く風に身を任せて一時のオアシスを感じていた、アレだよ。
体育祭(運動会)だよ。
私は学生時代、爽健美茶のヘビーユーザーだった。たまに伊右衛門とかおーいお茶になってたけど、ほぼ爽健美茶で貫き通した。数年間もね。すごいだろ。
だから当然、体育祭(運動会)でも飲んでたんだよ。
でも、そのせいで嫌になるんだよ。
飲んだだけで体育祭の熱気とだるさとひとときの青春を思い出してしまって。精神的に真冬が来ちゃうけど着るものない感じっていうか。苦甘い感覚が鮮明に脳内をつらぬいてくるっていうか。
10代って気力体力ともに旺盛じゃん。喜怒哀楽はげしい人生送る時期じゃん。でも私今24歳なんだよね。ついていけないの。完全に剥離しちゃってるの。きらきらしたもの見て疲れとか感じる年ごろなの。
なんか年を重ねるって嫌だな。
慣れが生じるっていやだ。10代のなにがうらやましいかって、すべてに全力になれるところなんだよね。すばらしいよ。すばらしい
ま、大人になっていいことって、すべてをなあなあにできるところなんだけどね。
それに自由度は高いよ。身体的に拘束はされてない。まぁ学生みたいに、限られた中での楽しみを見出す、全力で!って感覚はなくなるけど。
こんなこと、ひさびさに君を飲んで思ったよ。