メランコリーⅠ型

まとまりのない人

【ネタバレ】赤い部屋の恋人/The Center of the world

赤い部屋の恋人/The Center of the world

 

原題
THE CENTER OF THE WORLD
製作年度
2001年
上映時間
87分
製作国
アメリ
ジャンル
ロマンス ドラマ
監督
ウェイン・ワン
製作総指揮
アイラ・デューチマン グレッグ・ジョンソン
脚本
エレン・ベンジャミン・ウォン

 

 

キャスト

ピーター・サースガードモリー・パーカー,カーラ・グギーノ,パルサザール・ゲティ

 

あらすじ

ネットの株取引で巨額の富を得た青年リチャードが、謎めいたストリッパー、フローレンスに心奪われる。2人は3日間の契約でラスベガスの豪華ホテルに滞在するが、感情がスレ違う彼らの関係は破綻していく。

 

 

冒頭のシーン、当時最先端だったんだろうけど今見るとめちゃくちゃ古く見える。

カフェで出会っちゃうリチャードとフローレンス。

多分リチャード一目惚れ。フローレンスもにこやか。

リチャードは2年ほど彼女もおらずご無沙汰らしい。友人とバスケしながら言われてた。

リチャードはアプローチをかけるんだけどフローレンスは事務的な対応。旅行行っちゃおうよ~なんて誘うけど条件を付けられる。

フローレンスは夢を追っているがそれでは生活できないから副業でストリッパーしちゃってる。

 

最後までいかないことを条件に、ホテルの一室でことを致す。

2人共イイ感じの表情だったよ。心の深淵に触れるかのような官能的なひととき。

リチャードはフローレンスに恋しちゃってるけど、フローレンスは仕事だと割り切ろうとして必要以上に壁を作る。本当は好きなんだよね?リチャードが押せば押すほど抵抗する。おまえら、初恋かよ

 

そんなフローレンスにリチャードやきもき。ついに大事な仕事まですっぽかしちゃう。大丈夫かよ。さすがトレーダーで一旗立てるだけある。のめり込むとすごいんだね。ははは

 

その後もストリップ場やホテルの一室で2人は逢瀬を重ねる。少しだけフローレンスの女友達も出てくる。なんだかイカれてるタイプの女。そんな彼女が逢瀬を重ねるホテルに泣きながらやってきて、付き合ってる彼に暴力を振るわれたとか言い出す。羽振りのいい男だったらしいけど、貰ったお金もぎ取られて子供に会うお金がないらしい。

 

あ。俺が金貸すよ。とリチャード即決で女友達にお金を貸すことに。あざーす

 

イカれた女友達はリチャードを誘惑。がしかし、フローレンスに夢中なリチャードは靡かず。

ついでにフローレンスも誘惑しだす女友達。どうやら過去に一線を越えたことがあるらしい。マジかよ

それもうまくかわされ怒って出て行く女友達。うん、よかった、やっと2人きりになれたね♡

 

その後いつにもない盛り上がりで2人は最後までいっちゃんたんだけど、リチャードはイったけどフローレンスはイかずそれに不満なリチャード。

フローレンスはまたビジネス臭をただよわせてくる。かたくなに。どんだけ律儀な女だよ

リチャード激おこでバックでフローレンス犯す。フローレンス真顔のまま受け入れる。ダッチワイフより真顔だった。

リチャード濡れた子犬みたいな目でフローレンスを説得。

 

フローレンスは一人遊びでイくところをリチャードに閲覧させるも、リチャードは目を逸らす。

 

リチャード、お友達のPC付近で途方に暮れる。そりゃそうなるよね

 

そしてふたたび、彼らはフローレンスの勤めるストリップ劇場で客と嬢としてふれあいをはじめる。

 

ここで終わり

 

 

この映画、ただのロマンスでも官能映画でもなかった。

 

退廃的なムードで淡々と進んでいくけど、リチャードとフローレンスの心の行き違いが繊細に表現されていて、淡い初恋と成熟した大人の恋をかけあわせたかのような仕上がり。フランス映画みたいな。

 

中盤までは特に面白くもなかったけど、中盤から終盤にかけては怒涛の巻き返しだった。

 

若ピーターが思いのほか可愛くておしゃれ目線で見られる。

ただ、最後まで彼女がドラマーである意味が分からなかった。ドラマーで食べていけないから体で稼ぐわって言うのはありがちな話だけど、ドラマーの夢を追っている設定いりました?彼女もドラマーっぽくなかったし。普通にOLしとけばよくない・・・・?ダメなのかな?

 

 

 

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