メランコリーⅠ型

まとまりのない人

現妻を捨て別の女に走る映画監督とそのお相手

私は映画が大好きで、もちろん古い昔の映画も大好きだ。映画を観ては、映画の世界から出たくないと思うほど、夢見心地になってしまう。しばらく、現実でも映画の世界が抜けずに、頭の中は映画一色に染められている。幸せな洗脳とでも言おうか。おもに洋画を観てしまう。

 

 

 

今回はイイ女と何度も結婚し、離婚した男、ロジェ・ヴァディムという映画監督と、その何人目かの妻、ジェーン・フォンダとの相性を見ていこうと思う。

 

この監督、別のブロンド美女と3回も結婚をしたという、モテていないと出来ない所業を成し遂げた才能はあるけど男はいけ好かない人物像の持ち主。

 

 

 

まず目につくのは

ヴァディムの金星火星のミッドポイントにジェーンの太陽が合

であり、ヴァディムの恋心、と言えば聞こえはいいが性的刺激も関係するミッドポイントにジェーンの太陽(その人の、こうありたいという個性)が合なんて、現妻だったカトリーヌ・ドヌーヴ(あの美女をだよ?)と自分の子を捨ててまでジェーンに走った理由が如実に現れている。

 

そして

ヴァディムの5ハウスにジェーンのアセンダントが入室

であり、これもヴァディムのワクワク恋心を司るハウスにジェーンの容貌雰囲気をあらわすアセンが入室しているため、多分ヴァディムはジェーンがドストライクだったのではないかと思われる。

 

 

 

しかし、ブリジット・バルドーからカトリーヌ・ドヌーヴジェーン・フォンダと、名だたるブロンド美女と結婚までこぎつけるこの監督、どうしてそうなるのかチャートを見てみると

 

金星が木星天王星にスクエア

をとっており、これは金星(女性関係)が木星(多く)、天王星(突飛)な関係になることを示している。

オーブを広めにとると金星火星合(モテる人であることが多い)のため、これもまたヴァディムがモテ男であることを証明している。

そのアスペクトが4ハウス(家庭)にあるため、3回もブロンド美女と結婚をできたのだろうし、7ハウス(対人関係)木星天王星合のため、多数との突飛な関係を築いたのだろう。くっついたり別れたり、忙しい男だ。

 

 

お相手のジェーン・フォンダは当初、セックスシンボルとして名が知られていた(その後政治活動に精を出し、はたまたエクササイズで有名に)のだが、

 

リリス金星合

がその性質をあらわしている。

 

 

2人とも、デンジャラスな人物であることは間違いない。それくらいの押しがないと、才能は磨けないし世には出てこない。

 

 

結局この2人も離婚をすることになり、結婚とはなにかと考えさせられる相性であった。

 

 

 

 

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いい意味で馬鹿な映画。フォンダの魅力たっぷり。

 

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個人的にロジェ・ヴァディムで好きな作品。こちらはブルーレイ。