聞きたい人は粗茶でも飲んで聞いてくれ。私はピーチティーを飲む。
私は長らく自分は自分しかいないと思って生きてきた。
この世に存在する唯一無二の存在(そしてみんなも)だと考えていた。
それがどうやら違うみたいだ。
端的に言うと、家の中で自分と遭遇してしまった。
鏡に映った自分、コンニチハ♪ハーイ♪とかそういう話ではない。いくら煮詰まっているからって、そんなことはしない。いくら寂しいからって、そんなこと
彼女は緑色の肌だった。
そしてこちらをにやりとのぞき込んでいた。しかもそのにやりが、とても不気味なにやりだった。悪意たっぷりのにやり、というか。書いてて思い出してゾッとするね。
その時の私も一瞬ゾッとしたが、よく考えると、その彼女、私に似ている。
というか、私だ。
あれ?なんでいるの?
え、私、ここにいるんだけど・・・・・・・・・・・・・・・・・?
なんでそこにもう1人いるの・・・・?
寝ぼけていたわけではない。夕刻の頭がはっきりしているときに、私は彼女と遭遇した。
彼女は荒々しく開いたドアの隙からこちらをのぞき込んでいた。
好奇心から、3度見ほどしてしまったが、2度見した時にはまだ存在していたのが、3度目には消え去っていた。
いや、彼女・・・・・・・
いや、もう1人の私・・・・・・・・・・・・・・
冷蔵庫のプリン食べたのお前だろ
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振り向くとそこにはプリンの妖精が・・・・・・・・
うしろを見てはいけないよ