メランコリーⅠ型

まとまりのない人

【読んだだけで観た気になる映画レビュー】ミスティック・リバー

DANGER!壮絶なネタバレをしているので、ネタバられたくない方は早急にお引き取り願います。

 

 

 

 

ミスティック・リバーMystic River

監督/クリント・イーストウッド

脚本/ブライアン・ヘルゲランド

製作/クリント・イーストウッド,ジュディ・ホイト,ロバート・ロレンツ

音楽/クリント・イーストウッド

キャスト/ショーン・ペン,ティム・ロビンス,ケビン・ベーコン,マーシャ・ゲイ・ハーデン,ローラ・リニー,ローレンス・フィッシュバーン

製作国/アメリ

公開/2003年

上映時間/138分

 

 

 

 

 

ストーリー

ボストン近郊のミスティック川沿いにある小さな町、イーストバッキンガム。犯罪稼業から足を洗い雑貨店を営むジミーと、家族と共に平凡な毎日を過ごすデイヴ、そしてFBI刑事のショーンの3人は、今は特に親しい仲ではないが、かつては隣近所で暮らし、少年時代を共に過ごした幼馴染である。近所の道路脇には、乾きかけのセメントに3人が名前を刻み込んだものが今も残っている。実は、彼らが11歳のとき、デイヴが見ず知らずの人に誘拐され、性的暴力を受けたのを境に離れ離れになったのだ。

 

 

性的暴行を受けるシーンが閉塞感があってほの暗い

デイヴ(ティム・ロビンス)が大人の男に車で連れ去られ性的暴行を受けるシーンは、リアリティー重視ではなく、ファンタジー感のある仕上がりでしたが、それでも精神的に少しダメージがある。

 

 

デイヴが酔った勢いか知らない男を殴り殺す

デイヴはなかなか過去のトラウマをぬぐえず、悶々とした状態でバーで飲んだあと男を殺害。

トラウマを克服できないデイヴには同情するが、殺しちゃダメ。

自宅へ帰ってきた血だらけの夫デイヴをみた妻セレステは動揺。そりゃそうなるわ。

 

 

デイヴがジミー(ショーン・ペン)の娘を酔った勢いで殺したのではないか
という疑いで物語は進みますが...

刑事になったショーン(ケビン・ベーコン)が事件の担当となり、硬派な推理を見せる。さすがベーコン指数と呼ばれるだけある。

妻のセレステが夫デイヴに疑いを持ちつつも擁護するさまに、女の強さと弱さを感じる。が、結局彼女は夫が犯人だと考えているいうことをジミーに告げてしまう。

 

 

気が早まった(血の気の多い)ジミー

ジミーがデイヴを呼び出し問い詰め、怒りと共に殺害。ミスティック川に沈める。今ごろデイヴはどこにいるのだろうか心配…ショーン・ペンって血の気の多い役が似合うよね。

 

 

ショーンは真犯人を見つけていた

真犯人は殺された娘のボーイフレンドの弟と友人。弟は耳が聞こえないという障害があり、兄が彼女とともに家を出ていくことを不安に思っていた。それが殺害動機のようだ。いや、そんなことで人殺すなよ。

デイヴが殴り殺した男もその後発見。

 

 

懐かしの道端で、ショーンから真相を聞いたジミー

ジミーはショーンから聞いた真相に気づかないふりをするが、ショーンはジミーがデイヴを殺したことを察しており、ジミーは相当な後悔をしたであろう。話の流れ的にショーンは見て見ぬふりをしてくれていることがわかる。いや私なら逮捕しちゃうけどね?

 

 

 

☆10つ中☆6つ

 

 

 

バッドエンドがお好きな方、

人が殺されているシーン(やべーヤツだな)がお好きな方はおすすめの映画。

 

 

 

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